「ブラック会社」まとめ読んだ
ろじゃあさんのブログで『ブラック会社に勤めてるんだが、俺はもう限界かもしれない』の本の存在を知り、午後10時に本屋に飛んで、はじめて2ちゃんのスレだということを知って(電車男のときはリアルタイムで見てたけど、去年から今年は元旦くらいしか休みがなかったから見てなかった)、慌てて帰ってきて、いま全部読んだところ。やっぱり「人間関係」なんだなあー、問題は。それだけ、現代の職場共同体が崩壊しているってことなのか。モレはそれを、密かに歓迎していたんだけど、こういうの読まされると、修正が必要かなとも思う。まあ、過渡期なのかもしれないし、人間の集まりなんだから、あまり変わらないのかもしれない。たぶん、組織の目的や構成員なんかによって、タイプは変わるんだろうね。なので、批評はやめて肯定します。面白かったです。
でもやっぱり気になるところはある。「仲間」を強調するところとか。「木村」くんの主張は間違っているけど、では、「仲間」存続が目的かというと、そうではない。その辺の戦略を、社長とともに話し合う人はいなさそう。美談に水を差すと、ここが物足りない。あと「上下関係」を強調するところ。協調性は不可欠なのは間違いないけど『経営の未来』で示されているような、年齢的な上下はもちろん、職位的な上下ですら絶対ではないというマネジメントがあって、そういう組織が人間的な職場として称揚されるべきような気もする。もちろん、「ブラック会社」の設定ではムリだ。でも、職場というものは、どこでもこういうものだという諦めと、固定的な思い込みを擁護する物語として「ブラック会社」が利用されるのであれば、私はそれに反対する。

Comments